第4回口頭弁論開かれる、4月28日
更新:2017/05/02
ストップ・リニア!訴訟の第4回の公判が4月28日に東京地方裁判所で行われました。今回は山梨県の原告が山梨県内の実験線被害状況などについて意見陳述をしました。意見陳述の内容を紹介します。一部スライドを使った陳述もありました。
意見陳述終了後、弁護団は、「ルー ト、車両基地、保守基地などの正確 な位置や設計図が明らかでないのに工事を許可した。 どのように工事実施計画書を審査したのか明らかにすべきだと主張しました。古田孝夫裁判長はこれについて国(被告)に対し次回までに原告が求めることについて答弁するよう求めました。国側の代理人は「次回までは無理だ、持ち帰つて検討したい」と述べるにとどまりました。この件について裁判長が念を押したにも関わらず国側があいまいな返答をしたため、傍聴席からは思わず笑い声が漏れる場面もありました。
今回も傍聴席の定員を上回る傍聴希望者があって入廷は抽選となりました。
地裁前の集会で山梨県の住民の方が配布していたチラシです。