更新:2017/04/03
トンネル残土関連資料
リニアのトンネル工事から出てくる残土の最終的な処分先はほとんど決まっていません。長野県内で現在処分候補地として名前の出ている場所はすべてが谷や沢です。谷や沢に何十万、何百万立米という残土を置くことは危険な行為であって、谷の下流域の住民は土石流災害を非常に心配しています。
市町村が長野県に対して残土捨て場があるよと報告する前に、防災上は考慮すべき下流域の住民に対しては何の相談もなく、捨て場の選定過程に疑問をもっている人もいると思います。
昨年、JR東海が残土処分地をあきらめた豊丘村の源道地の沢については、村から県に申請した文書がないから県に出した申請を取り消すことはできないという奇妙な話もありました。
2016年夏、JR東海、長野県、市町村の間で残土置き場についてどんな文書が取り交わされていたのか、長野県に対して公表するよう請求しました。「第三者=JR東海」の指示で墨塗り部分がありますが、順次ホームページで公開しいく予定です。関心のあるかたはご利用ください。