飯田リニア通信 更新:2023/08/16
ストップ・リニア!訴訟・東京地裁判決の報告集会(長野)
8月11日に、ストップ・リニア!訴訟・東京地裁判決についての報告集会を飯田市上郷公民館で行いました。お盆の前でしたが約40名が集まりました。弁護団の共同代表の関島保雄弁護士に判決内容について解説をしていただきました。
今回の判決は、国交省やJR東海の従来の説明をそのまま原告側の主張に対する反論するような内容であり、原告側の主張は全面的に認められませんでした。原告側の主張の中には、乗り物としての安全性に関わるものもあって、そういう問題について、国交大臣が問題にしていなかった場合、安全性に疑問は残るのですから、今回のような判決が当たり前となれば、いったい誰が、そういう点を指摘すれば良いのですかという問題が残ります。裁判所の存在意義が問われます。
関島弁護士のレジメは、分かりやすく丁寧に書かれているので、会場に参加されなかった方が読まれても十分理解できるものですから、ぜひお読みください。
- 関島弁護士のレジメ
- 判決要旨
- 訴訟原告団・弁護団・サポーターによる判決に対する声明(7月18日)
- 次第・訴訟の簡単な年表
※ 会場で配布したものは、年表の最初の2行が2015年となっていました。2014年が正しいです。訂正したものを掲載しました。
『信濃毎日新聞』と『中日新聞』と『赤旗』の記者さんがこられ、『信濃毎日新聞』が12日、『中日新聞』と『しんぶん赤旗』が13日に記事を掲載しました。
なお、控訴手続きにあたって必要な「訴訟委任状」を、現在の原告の皆さんに提出していただきたいので、個別に、「訴訟委任状」を郵送しました。必要事項を記入、押印(捨て印含め2カ所)のうえ、同封の封筒で8月20日までに返送をお願いします。
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