飯田リニア通信 更新:2021/11/10
沿線ネットなどが瀬戸トンネル崩落事故で申し入れ、11月9日
「リニア沿線住民ネットワーク」は、11月9日午後1時、瀬戸トンネル崩落時に関連して申しれ書をJR東海(東京工事事務所・品川区)に提出。午後2時半より国交省記者クラブで「リニアから住環境を守る田園調布住民の会」と「外環ネット」と共同の記者会見を行いました。会見に出たメディアは10社。
10月27日の瀬戸トンネル事故、11月8日の伊那山地トンネル事故について、国交省に徹底調査を行い住民に説明するよう求めました。瀬戸トンネル事故で一時13区のトンネル工事を中止したのに、11月1日に掘削工事等を再開し、わずか1週間でトンネル事故が起きたことに驚き、これはJR東海の安全軽視の姿勢のあらわれであると指摘しました。
残土問題についても熱海土石流の流出量をはるかに凌ぐ量の残土がリニア工事によって排出をされ、川岸や山地の谷あい等に積み置くのは危険極まりないとして、国交省はリニア残土処分地、予定地についても総点検を行うべきだと求めました。
共同で申し入れをした田園調布住民の会と外環ネットの代表者も大深度地下工事により陥没事故の調査報告のいい加減さや、東京・北品川工区での調査掘進について中止を求める見解を表明しました。
写真右から、リニアから住環境を守る田園調布住民の会の三木さん、リニア沿線ネットの天野、外環ネットの籠谷さん、リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会の矢沢共同代表です。