リニア関連送電工事に伴う送電鉄塔24号の位置変更についての要望書

　私たち家族は、９月17日に中部電力（以下、略して中電）に要望書を提出いたしました。その後、中電から、自宅と牛舎側から見える24号鉄塔のモンタージュ写真を１ヵ月後をめどに示してくれる話になりました。加えて、24号鉄塔から自宅及び牛舎までの斜距離を示してほしいとお願いしました。また、山頂の23号鉄塔への資材運搬に使うヘリコプターのデモンストレーショ運搬ヘリの騒音については、我が家の畜産への影響だけでなく、山や谷に響く音ですから、デモヘリの日については大河原一帯に周知して影響について住民へ聞き取りをしてほしいと要望しました。

　11月14日（木）には"植生観察会"と銘打って、大鹿村の１００年先を育む会の活動として、24号鉄塔の建設予定地へ登る計画があります。元飯田美術博物館学芸員の蛭間さんを講師に、れいわ新撰組の辻村さんにも参加していただき、現地まで行く予定です。資材運搬のモノレール予定地に沿って目印がされているので迷子にはなりませんが、まっすぐに登りますのできつい登山と心得てください。マイロナイトの地層で（かつての36災害があった大西山と地続きです）こんなガラ地に高い構築物を建てる危険を実感していただけると思います。またリニア走行のための15万4000ボルトの高圧送電線が張られます。その電磁波の影響が本当に心配です。

　鉄塔の地盤についても、高圧送電線の電磁波についても中電の安全基準の説明に不安ぱかりがつのりますが、私たちにはその詳しい知識があまりなく、是非専門家の力をお借りできれば思っています。

　これからもリニア沿線の方だちと共にリニアはいらないと訴えていきたいと 思っています。よろしくお願いします。

2019年10月17日

バウ牧場　青木連
　　　　　土屋道子
　　　　　紺野香糸