"「リニアまんが訴訟」の裁量権に公正・賢明な判決を"求める署名に協力を

更新:2019/09/17

 2018年、山梨県は、まんが冊子『リニアで変わるやまなしの姿』を発行、県内の小中高校生を中心に配布しました。内容は、「速くて便利」ばかりが強調され、県内で発生するであろうさまざまな被害については触れていません。リニアについて知るべき情報が偏っています。民間企業の事業であるリニア建設を、行政が税金を使って宣伝していることになります。

『リニアで変わるやまなしの姿』は ネット署名のページで見ることができます。

 そこで、2018年7月、県内10名の住民が山梨県知事に冊子の制作費用の返還を求める住民訴訟を起こしました。この訴訟で原告たちが求めたものは、損害賠償だけでなく、行政はその裁量権において何をしても許されるのか、たとえ公正さが欠けてもその行為は正当化されるのか、という裁量権の範囲を裁判所に判示してもらうことでした。

 この裁判の審理が公正に行われるよう求める署名に協力をお願いします。締め切りは12月31日です。

 署名の方法としては、ネット署名と、自筆で書面に記入する方法があります。

 参考資料:山梨許すな!マンガ訴訟第5回口頭弁論報告