日本科学者会議がリニア問題でシンポジウム、9月30日

更新:2018/09/04

 「日本科学者会議(JSA)」の「リニア中央新幹線問題研究連絡会」主催による「リニア中央新幹線計画問題シンポジウム」が9月30日に東京都内で開かれます。伊那谷残土問題連絡協議会の会員でもある桂川雅信さん(JSA長野支部)が「残土問題は住民の生命を守る最前線~長野に見る住民運動とJR東海の誤算~」というテーマで報告します。また、ストップ!リニア訴訟弁護団共同代表の関島保雄弁護士が「訴訟の論争点および原告の今後の課題について」と題して報告します。飯田・下伊那からの参加はなかなか大変です。東京周辺の方はご参加を。


JSAリニア中央新幹線問題研究連絡会主催

リニア中央新幹線計画問題シンポジウム

日時:2018年9月30日(日)、10時~17時 (開場9時30分)
場所:拓殖大学・文京キャンパス 国際教育会館(F館)301号教室
(東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」下車5分)
資料代:500円(地図
(連絡先:①JSA東京支部 TEL/FAX:03-3811-8281、②事務局 E-mail:s.nakano@d012.dant2.jp 中野)

<報告―プログラム>

1) 10:00~10:10
長田好弘氏(JSAリニア中央新幹線問題研究連絡委員会代表):
開会挨拶~本シンポジウム設置趣旨および本研究会の活動紹介を兼ねて~

2) 10:10~11:00
桜井徹氏(国士舘大学経営学部教授):
リニア中央新幹線と鉄道の公共性

3) 11:00~11:50
大塚康高氏(外環ネット代表、東京外環道訴訟原告団代表):
大深度問題~法的な問題点および現場で起こっている諸問題の解明~特に都市部において

4) 11:50~12:20
リニア新幹線を考える相模原連絡会:
相模原の現状報告~地下15mのトンネル上で影響受ける人達800世帯以上~

<昼休み 12:20~13:10>

5) 13:10~14:00
桂川雅信氏(JSA長野支部):
残土問題は住民の生命を守る最前線~長野に見る住民運動とJR東海の誤算~

6)14:00~14:20
中野貞彦氏(JSA東京支部):
JSAリニア研究委員会によるリニア新幹線工事実態調査~長野県大鹿村、国道152号線崩落事故など~

7)14:20~15:00
山川元氏(JSA東京支部):
あまりにも酷いJR東海の企業利益を優先するリニア中央新幹線

8)15:00~15:40
関島保雄氏(ストップ!リニア訴訟弁護団共同代表):
訴訟の論争点および原告の今後の課題について

<休憩 15:40~15:50>

<総合討論 15:50~16:50>

■フロア発言(予定)

(1) 松永光司氏(JSA東京支部):リニアの高速走行にともなうトンネル内の急激な気圧変動、車両騒音が、地上環境に与える影響について

(2) JR新幹線の安全安心を考える懇談会:リニア中央新幹線の安心安全問題はどうなっているのか ~JR新幹線の職場実体からの視点~

(3) 希望者

(4)質疑応答・討論

9)16:50~17:00 閉会挨拶 長田好弘氏


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