更新:2017/04/14

リニア・トンネル残土処分の安全性についての学習会、4月29日

 南信州地域問題研究所が日本科学者会議長野県支部の後援でリニアトンネル残土の谷への盛土処分についての安全性について講演と学習会を行います。豊丘村の虻川支流のサースケ洞の最上部にリニアの伊那山地トンネル掘削工事の残土を埋め立て処分する計画があります。その130万立米という量は、県の治山治水に関わる部署も「想定外!」と思わずもらすほどのもの。谷は水が流れ、削れてできた場所で、これからも徐々に削れて行く場所です。そこに多量の残土を盛土するのは直感的に不自然な行為であるとの印象を受けます。科学的に見て安全性はどうなのか学ぶよい機会だと思います。伊那谷に暮らす者として重要な問題です。多くの方の参加を呼びかけます。


リニア問題学習交流会のお知らせ

「リニア新幹線」残土処分の安全性の課題
    ~沢筋・谷の埋め立ての影響は~

 「リニア中央新幹線」着工が秒読み段階になっています。しかし、飯田下伊那地域で有史以来の大型公共事業で、工事に関わる周辺環境(自然環境と暮らしへの環境)への影響は多大なものであることが予想できます。しかし、JRや県・自治体は十分な調査も行わず「安全である」ことを発表しています。日本科学者会議長野県支部では「環境保全の見地からの意見書」を県に提出しました。その内容を会員である中川村在住の桂川さんからお聞きします。その後埋め立て候補地の関係住民の取り組みについて交涜を行いたいと思います。

 事前予約は不要です。多数の皆さんのご参加をお待ちしています。  

開催日時 4月29日(土)午後2時から

開催場所 豊丘村「ゆめあるて(学習交流センター)」
豊丘村神稲 TEL 0265-35-9066

第1部 講演

演題 「豊丘村残土処分地周辺の環境保全の見地からの章見書」
講師 桂川雅信さん(白本科学者会議長野県支部幹事・環境カウンセラー)

第2部

 各地域の住民の取り組みについて報告し交流します。
    大鹿村 松川町 豊丘村 飯田市下久堅  飯田市龍江
    上記以外の地区・町村(*報告者は依頼中です)

参加費 300円

 主催 南信州地域問題研究所、後援:日本科学者会議長野県支部
問い合わせ:飯田市今宮町2-112-1 TEL・FAX 0265-52-5391
E-mail nan-tike@dia.janis.or.jp