更新:2017/03/13

大鹿村上蔵の斜坑口部分の保安林指定解除について

 大鹿村上蔵の小渋側の河畔のリニアトンネルの斜坑口部分の約78坪の保安林指定が林野庁によって解除されました。これについて、大鹿の一部の住民の方が異議申し立てへの賛同を呼びかけています。

 「飯田リニアを考える会」としてはいろいろな理由から組織として賛同すべきではないと考えます。ただし、会員各位の自己責任で異議申し立てされることを制止するものではありません。

 また、リニア中央新幹線沿線住民ネットワークとストップ・リニア訴訟事務局から参加の要請が出ていますが「飯田リニアを考える会」が組織として応ずるつもりはありません。

 なお、大鹿村議会産業建設委員会の指定解除関連の住民説明会を求める陳情を不採択とした判断は理解できるものであり、委員の発言した理由意見はそれぞれまことに当を得たものと考えます。

2017年3月13日 飯田リニアを考える会・事務局

関連報道

(1)3月3日、毎日新聞 「保安林指定解除、説明求め陳情書 大鹿村民が議会に」

(2)3月6日、朝日新聞 「リニア開業予定、すでにギリギリ? 掘削作業ずれ込み」
※ この記事はWeb版のみで紙面には掲載されませんでした。

(3)3月11日、信濃毎日新聞 「工事関連 保安林指定解除『慎重に』陳情 大鹿村村会委が不採択」

(4)3月11日、中日新聞 「大鹿村議会、住民説明など不採択 リニア工事による保安林指定解除」